
連日、原発事故の主に放射能に関する報道は、すごい量の報道がなされていますが、何が大丈夫で何が大丈夫じゃないのか私はよくわかりません。
同じ東大の先生でも放射能は問題ないとおしゃる先生(なぜyou tubeの講演内容が削除されたのでしょうか?)抗議の辞任をした内閣官房参与の先生もいて私の頭の中は混乱しています。
そんな中たまたまネットで丸山茂雄さんのブログを見つけました。その中にこのような事が書かれています。
(以下、引用)
まあ、患者の私が がん研究の最先端を理解できなくとも何の問題もないのですが
がん患者を診てくれている臨床医の皆さんが最先端を理解できているとも思えません。
なんでそんなことを言い出すかと言うと 長年会社経営をしていましたから
数多くの新技術をつかった新事業の立ち上げにかかわりました。
新事業を立ち上げるのですから数多くの会議が招集され熱い議論が戦わされる
のですが 私は技術に疎い文化系なのでその新技術に関する初歩的な質問をしても
恥ずかしくありませんから平気で初歩的な質問をします。
そこで判ることは 技術系出席メンバーの少なくない人たちが新技術について
必ずしも深く理解していないこと あるいは全く判ってないことが判明することが
よくありました。
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どうしてそんなことが起こるのかと言うと旧来の技術を使っていた技術者が
その使い勝手の不自由さをなんとか改善しようと研究して
新技術を生み出すのですから 旧来モデルを知悉している人でないと
新技術の活かし方がわからないのです。
新事業立ち上げの中心メンバーは勿論新技術の開発チームですが
事業化するということは ほかのセクションから新メンバーが投入されます。
その人たちは 旧来の使い勝手のわるかった技術のことも 改善された
新技術の真髄も知らないわけで 割り振られた仕事をやるだけです。
割り振られた仕事というのは マニュアルに書かれた作業手順に従う
ということです。
その結果、時には致命的なミスを引き起こしてしまうことがあるのです。
(引用終わり)
とても今回の原発報道に通じるものがある文面と思います。
丸山茂雄さんについては次回に・・・。
Hajime Iizuka
飯塚 肇
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